長崎が舞台の月9ドラマ「君が心をくれたから」は、最終回を前に2月末に長崎ロケが行われ、雨ちゃんと太陽君が再び長崎を訪れた。その際、テレビ長崎でのみ放送する最終回直前スペシャルの特別番組の収録に2人が登場し、ドラマの舞台裏や長崎への想いを語った。
あの時のあの場所を思い出してグッとくる長崎
2月末の長崎ロケ後に特別番組の収録に臨んだ2人。
この放送は最終回前日の17日(日)午後1時から、長崎のみの放送となる。
永野芽郁さん(逢原雨役):
最終回がどうなるのか楽しみにしながら撮影していた。徐々にロケを進める中で、見てくれる皆さんに何かの救いになったらいいなと思う。
山田裕貴さん(朝野太陽役):
2人の時間が特にこの作品は大事なので、噛みしめながら撮影している。長崎の土地も帰ってくるとあの時のあの場所を思い出す。太陽の気持ちを思い出してグッとくる。土地に借りる力は大きい。
雨の感情に自然に呼応する太陽
太陽の命と引き換えに、雨は自分の五感を差し出し、第9話までに味覚、嗅覚、触覚をなくしている。ドラマが進むにつれての役作りについて2人は…
この記事の画像(3枚)永野芽郁さん(逢原雨役):
これほどまでに自分の五感と向き合うことはなかった。26歳の雨には26年間生きてきた感覚があるので、さじ加減が難しく、みんなと話しながらやっている。自分のすべての感情と向き合って芝居をしている。
山田裕貴さん(朝野太陽役):
もともと高校生の頃から雨ちゃんは強くない人。愛している人だから強くあってほしい、元気を出させたい支えたいという気持ちは、五感を失うという事実を知っても変わらない。撮影が進む中で、雨ちゃんの顔を見たり声を聴くだけで、太陽がどういう顔をしたらいいか自然とわかるようになった。2人でこうやっていこうと芝居のセッションも進めていて、芽郁ちゃんの芝居に自然に呼応するだけという感覚になっている。
こうして2人の空気感が作られていった。18日の最終回に向けて、特に長崎のシーンは「あの時」を思い出して視聴者も釘付けになるに違いない。
特別番組は17日!長崎だけで放送
「君が心をくれたから」最終回直前スペシャルは3月17日(日)午後1時、テレビ長崎のみの放送となる。永野芽郁さん山田裕貴さんが、最終回へ向けた撮影のため、再びやってきた長崎ロケの撮影裏話や長崎への思い、そして長崎での盛り上がりの様子を、ロケに携わった長崎の方たちと振り返った貴重な特番だ。
(テレビ長崎)