巨大なダイオウイカ水揚げ 鳥取・境港

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海からの珍客!体長約8メートルの巨大なダイオウイカが鳥取・境港に水揚げされた。通常は深海に棲むため、あまり生態がわかっていないダイオウイカの貴重な研究資料として期待されている。

30日、境港に水揚げされたダイオウイカは、胴体の長さ166センチ、体重100キロ以上。頭や腕などの一部がなくなっているが、腕も合わせた全長は7メートルから8メートルと推定される。

島根半島沖の日本海でサバ漁の漁船の網にかかった。鳥取県内では12例目。鳥取県水産試験場では「ダイオウイカ自体どのように生きているか生態的な知見が少ない。研究のサンプルとして提供できれば」と話す。

鳥取県立博物館には海岸に漂着したダイオウイカが展示されているが、漂着以外のケースはより貴重な研究材料になりうるという。県内で発見された海洋生物の研究をしている鳥取県立博物館の川上靖学芸員は「今回は漂着ではないので、どの辺にいたかが分かるという点で貴重」と話す。

ダイオウイカは、日本列島周辺では主に小笠原諸島沖などの太平洋に生息していて、日本海側では珍しい。何故山陰沖にやってきたのか?何らかの理由で海流に乗って山陰沖にたどり着いたとみられるが、詳しいことは分かっていない。

川上靖学芸員は「サバの漁の漁船がとったのでサバの対馬暖流での動きと同じ仕組みで入ってきたという仮説を検証できるかもしれない」と話している。

このダイオウイカは国内の研究機関に提供される予定。