核燃料取り出し1カ月延期 高速増殖炉もんじゅ

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機器の不具合などで核燃料の取り出し工程の見直しを迫られていた敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」について、所管する文部科学省は3日、年内に核燃料100体を取り出すとしていた計画を来年1月まで1カ月間延期する考えを県と敦賀市に伝えた。

このうち県庁では、もんじゅを所管する文部科学省の明野吉成(あけの・よしなり)・もんじゅふげん廃止措置対策監が県の清水英男(しみず・ひでお)安全環境部長と面談。明野対策監は当初、年内に終えるとしていた100体の核燃料の取り出しについて来年1月まで延期する方針を伝えた。

もともと作業開始は7月下旬の予定だったが機器の不具合が相次ぎ約1カ月遅れて始まった。それでも年内に100体を取り出す計画は変更せず1日1体を目標に作業を進めてきたが、ここでも機器の不具合が発生。作業の中断が相次ぎ、期限に間に合わせるため1日2体取り出すなどの対応も検討してきたが作業開始から3カ月経った3日現在、取り出された核燃料は目標の約半分となる53体にとどまっている。