救命現場にドローンでAEDを 袋井・エコパで実証実験

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心臓が突然けいれんし血液が送られなくなった時、命をつないでくれるAED。

しかし、常にそばにあるとは限らない。

1分1秒を争う救命の現場で、もしもAEDが空から運ばれて来たら?

中野光記者はこうリポートした。

「袋井市の小笠山総合運動公園です。公園で突然倒れた場合、AEDは最も近いところでエコパアリーナの裏側の管理事務所にあるということです。この状況でいち早くAEDを届けるにはどうすればよいのか、ある実験が行われました。」

「大丈夫ですか?わかりますか?」

公園内で女性が倒れている人を発見。

すると約690メートル離れた管理事務所では。

ドローンが飛び立った。

日本AED財団が行ったAED搭載ドローンの飛行実験。

小型のドローンを使ったが実際はAEDを運ぶことができる大きなドローンを使う。

離陸から1分44秒。

ドローンは無事倒れた人の近くに着陸した。

ちなみに同じ距離を走った場合は4分5秒かかる。

カートに乗っても2分58秒かかりドローンがいかに速いかが分かる。

東京慈恵会医科大の太田修司医学博士は「一刻も早くAEDを飛ばせれば、どんな場所でも助けられる。インフラ整備をしていきたいと考えています」と話した。

実用に向けては操縦者が目視できる範囲でしか飛ばせないという制度の壁のほか技術的な課題があるが財団は今後も実験を進め、ドローンが救命の現場で活躍する時代が来ると期待を寄せている。

日本AED財団によると、電気ショックが1分遅れると救命率は10%低下し10分でゼロになるという。