豪雨による農業被害は現時点で5億円超 山形県は農家に「手厚い補助」検討

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記録的豪雨による山形県の農林水産業への被害が5億円を超えていることが分かった。県は被災した農家への手厚い補助を検討している。

県は10日、豪雨被害の対策会議を開いた。この中で農林水産分野の被害が9日時点で19市町村に拡大し、被害額は5億円を超えていることが報告された。被害額の半分にあたる約2億5000万円が農作物で、出穂期を迎えた水稲や大豆・そば・ニラなどが深刻な被害を受けている。

一方、道路の復旧は進んでいるが、通行止めが続いている箇所はまだ多く残っている。交通が寸断された場所では調査に入れない所もあり、被害額はさらに増える見通し。

県は被災した農家に対し、農業用施設の修復や肥料・農薬の購入費などを補助する県単独の「農作物等災害対策事業」を検討している。

(吉村美栄子知事)

「収穫量がダウンすることは見込まれているが、その減少を少しでも狭める。そういった技術的な対策をできる限りやっていかなければ」

会議では人員不足で被害状況の把握が遅れている現状も報告された。県は被害が大きい大蔵村や戸沢村を中心に人員を投入していく方針。