SLの“お引っ越し”に密着!

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由布市の公園に展示されていた蒸気機関車・SLが町内の博物館に譲渡され移設作業が行われました。長年地元の人たちに愛されてきたSLの“お引っ越し”に密着しました。湯布院の湯の坪街道沿いの公園に展示されていたSL。1944年製造のD51形・通称デゴイチです。1985年にこの公園に移設され親しまれてきましたが老朽化で維持管理が困難となり由布市から湯布院町内の博物館に譲渡されることになりました。3月9日。SLの移設作業が始まりました。全長およそ20メートル。総重量およそ80トンの車体を分割して運びます。車体をクレーンで吊り上げ運搬車へと載せていきました。近くの住民は「無くなるのは寂しいが引き取り手があってよかったという感じ」と話していました。夜になり通りを行き交う人や車が減っていよいよ博物館に向けて出発です。中心部の道路をSLが運ばれていく姿に地元の人たちも驚いて写真を撮ったりしていました。そして、譲渡先の岩下コレクションに無事に到着。翌日、分割した車体を再び組み立て引っ越し作業は完了しました。市民に愛されたSLを残したいと譲り受けることに手を上げた岩下コレクションの岩下代表。SLには、個人的にも思い出があるといいます。

岩下コレクション岩下洋陽代表は「高校のときこれと同じSLで通学していた。煙が出て、トンネルに入ったら窓をさっと閉めないと顔がすすけてしまう。処分されていくものも、うちで残せるものは極力残してみんなにいつでも見てもらえる機会を作っていきたいと思う」と話していました。このSLは、無料で見学できるようになっていて今後、愛好家などとボランティア団体を作り維持管理をしていくということです。