「松葉がに」とれ過ぎで「ベニズワイガニ」に注目!

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山陰の冬の味覚に新たな動きが!水揚げ日本一の境港産ベニズワイガニが全国から注目されている。

全国のロッテリアで11日から来月中旬まで販売される「紅ズワイガニのクリーミーコロッケバーガー」。メインのコロッケパティに使われているのが、境港で水揚げされたベニズワイガニ。さらに「かにぱん」を使ったバーガーにも境港産のベニズワイガニコロッケが入っている。

境港のベニズワイガニが今注目される理由は、松葉がにをはじめとしたズワイガニの漁獲規制。鳥取のズワイガニ漁は11月の解禁後からの豊漁続きで、漁獲枠の870トンに対し、先月末時点で既に制限枠の9割以上に到達。このため今年に入ってさらに取る量を厳しく制限しており、市場に並ぶ数が減少している。市場での松葉がにの価格も、中サイズで一枚6000円~8000円だったものが、先月の漁獲規制の後は8500円~10000万円に値上がりしている。そんな中、注目を集めているベニズワイガニは、同じ中サイズで2000円~3000円とわずか3分の1以下で購入できる。

今注目の「ベニズワイガニ」を、ズワイガニのオスである冬の味覚の王者「松葉がに」と比較してみると・・・

見た目で根本的に違うのは腹の部分。ベニズワイガニは赤いのに対し松葉は白。また、松葉は身がどっしりしているのに対し、ベニは足が細い。

生息している場所にも違いがあり、ベニズワイガニは水深約500m~2500mの深海で、松葉がには水深約300mほどに生息。

漁の方法では、ベニズワイガニはカニが入るのを待って引き上げるかにカゴ漁、松葉がには底曳き網漁で他の魚とともに引き揚げられる。

漁期はベニズワイガニは9月から6月まで10か月。松葉がには11月はじめから3月中旬までの5か月。

価格が手頃なベニズワイガニは、主にコロッケなどの加工品として活用されることが多い。

水揚げ量日本一の境港のベニズワイガニの魅力を伝えようと長年普及活動に取り組んでいる境港ベニガニ有志の会では「大手が目をつけてくれたチャンスに、ベニズワイガニってなんだろう?と思ってもらい、境港に食べに行こうと思ってもらえたらベストと話し」松葉がにと合わせ山陰の特産として改めて売り出すチャンスにしたいとしている。