図書館では全国初!『AR』で探している本まで案内 棚のどこにあるかまでスマホに表示

 スマホのゲーム『ポケモンGO』などでおなじみのAR=拡張現実。カメラでかざすと現実の風景にCGが浮かび上がる技術ですが、これに「図書館」が目をつけました。

 名古屋市昭和区の鶴舞中央図書館。そこかしこに貼られていたのはARのマーカー。その数800余りあります。

 スマホのカメラをかざすとCGが浮かび上がり、ARを使った本の検索が始まります。図書館としては全国初の取り組みです。

 検索機にタイトルを入れるまでは、これまでと同じですが…。

(リポート)

「ここから使うのが、このスマホです。レシートの下にあるバーコードを読み取ります」

 検索結果のレシートのコードを読み取り、専用のスマホで「案内開始」を選択。コードを読み取ると浮かびあがるのは矢印。これに従って進めば探している本の場所までたどり着けるようです。

(リポート)

「おっ、赤いダイヤのような球体が出ました」

 目的の本棚に到着すると宝石のようなCGが浮かび上がってお知らせ。それだけと思いきや、ありがたいのはここから。

(リポート)

「それぞれの棚を見ると、このような小さいマーカーがあります。かざしてみると…おっ、右側ですよと。いやー、優しいですね」

 目的の本棚までは分かっても、その棚のどこにあるのかわからない…ということがなくなる、うれしい機能です。

 なぜ、図書館でARなのか担当者に聞いてみると…?

鶴舞中央図書館 司書 橋武志さん:

「土日ですと、カウンターの場所が非常に混む為に、利用者の方も諦めて帰ってしまうこともあるのではないかと。お客様がご自分でたどり着くような形であれば、サポートとしての意味付けが、とても重要なものだと」

 本の検索機で検索される件数は1日平均4000件余り。検索してもたどり着けない人も多く、最新技術の助けを借りました。

 ARを使った本の案内は12月7日から始まります。