またファミリーパークから脱走  ニホンザル捕獲 

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富山市のファミリーパークできのうから新たに逃走していたニホンザル1頭がきょう夕方、捕獲された。3週間前、ニホンザルが逃げ出し新しい電気柵が設置されるなど対策がとられる中、再びの脱走でファミリーパークはきょうから臨時休園に追い込まれる異例の事態となった。

新たに逃げ出したのは、富山市ファミリーパークの里山生態園で飼育しているニホンザルのオス、「ビオ」5歳。ファミリーパークによると、5日午後3時半頃、園内にいた客から「サルが柵の外に出て園内を歩いている」と事務所に連絡があった。今朝は職員28人体制で捜索していたところ園内にいるビオを見つけ、午前11時頃には職員が置いた鎮静剤入りのエサを食べたが、午後に入っても捕獲できない状況が続いた。ファミリーパークは捕獲作業を優先するため、きょうは臨時休園とした。

ファミリーパークでは、今年9月から10月にかけてもニホンザル2頭が脱走し、その後、1頭は捕獲したがもう1頭はまだ見つかっていない。その際にも施設を1週間臨時休園とし、新しい電気柵を設置するなど脱走しないための対策を強化したばかりだった。こちらはニホンザルが飼育されている里山生態園を上空から見た写真。10月5日に脱走したサルは高さ3メートルと5メートルの2つの電気柵をこえて脱走した。ファミリーパークは柵の手前に新しい電気柵と有刺鉄線を設置したが、今回逃げ出したビオは、その対策を施した場所とは別の場所から脱走していた。

ところで、今年9月に逃げ出したサルは園外にいるとみられているが、まだ見つかっていない。そうしたなか、呉羽山の周辺でサルの目撃が相次いでいる。こちらは、5日の午前8時頃に撮影された映像。サルがアパートの前をゆっくり歩いている。そして、6日も・・・

ファミリーパークによると、富山市の五福や古沢など呉羽丘陵の周辺で、5日までの1カ月で208件の目撃情報が寄せられているが、そのほとんどは同じ野生のサルとみられ、ファミリーパークから逃げ出したサルではないという。きのうから新たに逃走していたニホンザルの「ビオ」は、午後4時過ぎ園内で発見され、飼育員が麻酔注射を発射し捕獲した。

今年9月から3頭の脱走を許するという異例の事態。ファミリーパークは、7日を休園にし、8日以降の再開について検討することにしている。