台風接近で避難指示 山形・戸沢村は土砂災害の警戒強める

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記録的豪雨で集落が冠水する被害が出た山形県戸沢村は、台風13号の接近に伴い、再び避難指示と避難勧告を出した。土砂災害の危険が高まる中、被災した住民は警戒しながら復旧作業を進めていた。

(記者)

「5日の大雨で山から崩れたたくさんの木が家に迫っている。その山では亀裂が見つかっている」

戸沢村では5日からの大雨で地盤が緩み、山の斜面の数ヵ所で亀裂が見つかった。村は台風の接近で土砂災害の危険が高まっているとして、蔵岡地区などの2世帯6人に避難指示、元屋敷などの19世帯49人に避難勧告を出した。角川地区の避難所には避難勧告を受けた住民が身を寄せていた。

(避難した人)

「(家の)裏の山はまた雨が降ったら危険。やっぱり命が大事なのでここに来た」

一方、多くの住宅が浸水し復旧作業が続く蔵岡地区では、住民や手伝いに来た人が台風への警戒を強めていた。

(住民)

「雨だけは欲しくない。農作業している人は必要かもしれないが、後片付けに雨は大敵」

(住民)

「葉っぱの泥が落ちる程度の雨は欲しい気持ち。ポンプさえ動けば。それに期待している」

(記者)

「5日は停電で止まった排水ポンプ。次の大雨は万全の体制で迎えたいと枝や泥を取っている」

5日からの大雨では、国が今年1月に設置した排水ポンプが落雷が原因と見られる停電で稼働しなかったため、被害が拡大した。9日は、万が一再び稼働しなかった場合を考慮し、排水ポンプ車を配備して大雨に備えていた。午後6時の時点で戸沢村に雨は降っていない。