豪雨被害のナシ農家・今度は台風対策 山形・酒田市

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台風13号がゆっくりと北上している。山形県内は大雨被害を受けたばかりだが、農家は台風への備えに追われていた。

強い台風13号は、8日午後3時時点で、千葉県勝浦市の南約180キロにあり、1時間に15キロの速さで北北西に向けて進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。

県内には9日昼すぎから夕方にかけて最接近する予想。内陸の山沿いを中心に8日夜遅くから雨が強まり、9日明け方から昼すぎにかけて激しく降ると見られている。9日夕方までの24時間の予想雨量は多い所で130ミリ。

こうした中、酒田市刈屋では特産のナシを栽培する農家が備えを進めていた。5日から降った大雨では、地区を流れる荒瀬川の水が一時的に溢れた。このため近くのナシ畑では囲いの柵が壊れたり、木などが流れ込んだりした。ナシ農家の土井さんの畑では木が腐ったりする直接的な被害はなったが、8日も片付けに追われていた。

一方、同じ刈屋地区の佐藤さんは台風の強い風でナシの実が落ちないよう棒で枝を支える作業をしていた。

(ナシ農家・佐藤穂高さん)

「2週間ちょっとで早いものは収穫できるが、気が気でない」

山形地方気象台は大雨によって地盤が緩んでいるため、土砂災害への警戒、低い土地の浸水や洪水への注意を呼びかけている。