県が埋め立て承認を撤回 

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普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り県は31日、前の知事による埋め立て承認を撤回しました。これに対し国は法的な対抗措置に打って出る構えで、移設問題は再び法廷闘争に持ち込まれる見通しです。

埋め立て承認の撤回を巡っては今月8日に亡くなった翁長知事が撤回の手続きに入ることを表明していて、県は国の意見を聞く聴聞を開くなど手続きを進めていました。▽謝花副知事『辺野古に基地は造らせないという翁長知事の強く熱い思いをしっかりと受け止めた上で埋め立て承認の取り消し処分の権限を有するものとして公有水面埋立法に基づき適正に判断したものであります』

撤回の理由については謝花副知事は、留意事項に基づく事前協議を行わず国が工事を開始したことや、埋め立ての海域に軟弱地盤が見つかるなど新たな問題が発生したこと、さらに環境保全策に問題があるなどと根拠を示しました。撤回により国は埋め立て工事を進める法的根拠を失ったことになり工事は止まることになります。移設工事を進めたい国は、撤回の効力を停止させるための法的な対抗措置を取る構えで、移設問題を巡る県と国の対立は再び法廷闘争に入ると見られます。