乗り心地 快適! 永平寺町・車両自動走行実験 実車アンケート始まる

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永平寺町が国や県などと協力して去年から行っている車の自動走行実験について、利用者の安全性や需要などを調査するため、住民や観光客に実際に乗車してもらう実験が29日、同町内で始まりました。

同町は2017年度から国や県などと共同で、車の自動走行の実証実験に取り組んでいて、2020年の実用化を目指しています。

旧京福鉄道永平寺線の跡地を整備した遊歩道「参(まい)ろーど」に、国の研究機関「産業技術総合研究所」が自動走行車両を走らせ、障害物を感知するセンサーや速度や位置を読み取るシステムが正しく働くかどうかなどを確認しています。そして、この日から、実際に住民が乗車する実験が始まりました。

自動走行の車両はゴルフカートを改造したもので、道に埋め込まれた誘導線を流れる電流を検知し、約6キロの道のりを40分ほどかけて進みます。時速は最高12キロでゆったりと景色を楽しむことができます。

乗車を終えた住民たちは、「乗り心地は快適。上り坂が多く、速度は遅く感じた」と満足そう。中には「免許返納しなければならないので、早く普及を」と実生活への好影響に期待を寄せている人もいました。

一方、遠隔監視室では、モニターを通してバスが正常に動いているかを確認したり、車両のすれ違いを調整したりしています。車両と上手く連携し、現段階で問題はなかったということです。

実証実験は11月30日まで行われ、住民や観光客ら誰でも無料で試乗することができ、乗車後に利用の目的や理想の運賃などに関するアンケートに答えることになっています。