理容師が競う 「スポーツ刈り」の技術

テレビ大分 カテゴリ:地域

大分市で11日、理容師のカット技術を競うコンテストが開かれました。この中ではスポーツ刈りの腕が競われましたが、実はこの髪型は理容の基本が詰まった髪型なんだそうです。大分県理容組合大分支部の鳴海慎吾さんは「一般的に簡単なんじゃないのと見えたりするんですけれども、実は頭の丸いものに対して、四角く髪の毛をカットしていくというのは凄くテクニックが必要になってきまして、『究極のヘアスタイル』です」と話します。そのため、スポーツ刈りの腕が立つ理容師は尊敬されるといいます。しかし今、技術の継承が課題となっています。30年ほど前、大分県内には約1500店の理容店がありましたが、現在では3分の1程度にまで減少。少子化や美容業界への人材の流出で担い手不足となっています。そこで今回、理容師の技術力をアピールしようと「スポーツ刈り」の競技が行われました。出場したのは30代から70代までの県内の腕利きの理容師8人です。腕に覚えある理容師たちの戦い。優勝したのは大分市の池添義広さんです。わずかな長さのばらつきも無く、柔らか味を帯びた美しい仕上がりが評価されました。実は奥が深い『スポーツ刈り』。この髪型には理容師たちの技術と熱い思いが詰まっています。