福井大医学部編入学試験で 去年と同じ問題

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福井大学医学部で9月に行われた大学卒業者を対象にした編入学試験で、去年の試験とまったく同じ問題が出題されていたと福井大学は25日発表しました。

福井大学医学部では毎年、福井大学のほかの学部や別の4年制大学の卒業者が2年生から編入できるよう試験を行っています。福井大学は、中田隆二副学長らが会見を開き、来春の編入学に向けて9月15日に行われた1次選考の生命科学に関する筆記試験で、5つの問題全てが去年の問題とまったく同じだったと発表し陳謝しました。

福井大学によりますと、このミスは受験者からの指摘で発覚したということです。編入学試験の問題は医学部の教授6人が作成していますが、問題の内容は「機密保持」を理由に医学部長ら上層部には、例年、報告しない決まりでした。作成した教授らは、筆記試験を去年と同じ内容とした理由について、大学側の調査に対して「知識を問う良い問題だったため、同じ問題を出題した」と釈明しているということです。今回の受験者は212人で、全員が11月行われる最終選考受験の資格者に認定されました。再発防止策や教授らの処分は、今後、検討されます。