うみたまごのセイウチ 鳥羽水族館に嫁入り

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大分市の水族館のメスのセイウチ1頭が繁殖のために三重県の水族館に無償で貸し出されることになり7日出発しました。国内でのセイウチの繁殖の成功例はまだ少なく、新たな命の誕生に期待が高まります。うみたまごの人気者、メスのセイウチ「泉」は、13年前にロシアからうみたまごにやってきました。様々な芸を覚えるセイウチは観光客にも人気ですが近年、中国に水族館が増えたことなどから、取引価格が高騰し入手が困難になっています。そのため、うみたまごでは2018年、セイウチを国内で繁殖させるための態勢を作ろうと全国の水族館や動物園に連携を依頼しました。その結果、三重県にある鳥羽水族館にいるオスのセイウチとカップルにするために泉を3か月間無償で貸し出すことで話しがまとまりました。移送作業は7日の午前中に始まりました。泉は自らケージに入りましたが居心地が悪いのか落ち着かない様子。スタッフが優しく声をかけ泉をなだめます。その後、トラックの荷台に積み込まれた泉。鳥羽水族館の職員もその様子を見守ります。鳥羽水族館飼育研究部の川口直樹課長は「無事に泉ちゃんを鳥羽へ搬入して繁殖できるように出来る限りのことをしたいと思います」と話していました。セイウチの繁殖は国内ではまだ成功例が少なく、うみたまごもカップル成立、そして新たな命の誕生に期待を寄せています。うみたまごの澤田達雄さんは「まずは繁殖を しっかり成功させる。赤ちゃんが無事に大きくなって日本全国のセイウチの数を増やしていきたいと思う」と話していました。泉は8日の未明に鳥羽水族館に到着する予定で妊娠すればうみたまごに戻って出産するということです。