笑顔、涙、感動……天皇杯・皇后杯 獲得の道のり

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11日間にわたる福井国体は連日、県勢の優勝・入賞ラッシュでした。選手の笑顔、涙……あの感動のシーンとともに天皇杯獲得への道のりを振り返ります。

【始まりは競輪場】

福井国体は会期前競技が9月9日にスタートしました。県勢はビーチバレー女子やハンドボール少年男子の準優勝などの入賞が続きましたが優勝にはあと一歩のところで届きませんでした。

こうした中、流れを変えたのは自転車競技でした。男子のチームスプリントは予選で大会新記録をマークし、勢いに乗ります。迎えた決勝。序盤リードを許す展開も徐々に差を縮めていきます。最後はエース寺﨑選手が貫禄の走りで待望の優勝第1号を飾りました。自転車はこの後もケイリン全種別制覇の快挙などで競技別天皇杯を獲得し、開幕を迎えるチーム福井に弾みをつけました。

【快進撃】

そして開会式。会期前競技と自転車競技の結果、福井は首位東京と307点差の6位での開幕となりましたが、この後、快進撃が始まります。

先陣を切ったのは剣道。成年女子が圧倒的強さを見せます。決勝までの全試合で一本も取られない完全優勝を果たしました。流れに乗った剣道競技は敦賀高単独チームで臨んだ少年女子も初優勝。

そして、体操競技は成年の男女がアベック優勝を飾りました。個人でもレスリング女子や馬術成年男子が優勝するなど着実に点数を重ね、一気に2位に浮上します。

【大逆転】

そして10月3日。福井はお家芸ボートで5種目を制覇します。そしてサッカー成年男子、サウルコス福井も大躍進。得点の高い団体競技で初優勝を飾りチーム福井に大きく貢献しました。この日だけで5競技10種目を制した福井はついに東京を抜き首位に踊り出ます。

その後も、勢いのまま躍進する福井。6日には2位東京との点差をさらに広げ、天皇杯獲得を確実としました。

【選手、スタッフ、そして県民】

この大躍進を支えたのは、躍動する選手たち、支えてきたスタッフ、そして懸命の声援で選手たちにパワーを送り続けた県民でした。

積み上げた総得点は2896点。2年連続で開催地を抑え頂点に立っていた東京に650点の大差をつける圧勝劇で、悲願の天皇杯。そして、初めての皇后杯(1462.5点、2位東京1280.5点)をつかみ取りました。