雪イベントは受難の年・開幕まで10日の「雪フェス」は一部イベント中止 「雪灯籠まつり」は過去最少の灯籠数に 山形

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山形県内で行われる雪のイベントにとって、今年は受難の年となっている。1月31日に開幕する「やまがた雪フェスティバル」の実行委員会が21日、一部イベントの中止を発表した他、米沢市の雪灯籠まつりも製作する灯籠数を過去最少にまで減らすことを決めた。

開幕まであと10日となった「やまがた雪フェスティバル」。会場の寒河江市最上川ふるさと総合公園では19日から雪像に使う雪の搬入が行われている。10トントラック約100台分の雪が例年通り西川町から運び込まれる。

21日は久しぶりに雪の一日となったが、会場の積雪はほぼゼロのままで、実行委員会はイベントの一部を中止し、規模を縮小して開催することを発表した。

中止するのは、会場の雪を使って行う予定だった、ミニかまくらに灯りをともす「雪あかりロード」、「地面出し競争」、チューブを使った「雪すべり」、かんじきなどの「雪国文化体験」。この他「雪上宝探し大会」は場所を変更し雪の上以外での実施を検討しているという。

雪像は今の所、数を減らさず製作する予定。会場の雪でまかなう予定だった分の雪像については、西川町から追加で雪を運び入れ対応する。

(雪祭り実行委員会・猪倉秀行事務局長)

「できる範囲の催しを間違いなくやっていきたい。みなさんに楽しんでもらえるような空間作りに努めていきたい」

会場では22日から最も大きな「シンボル雪像」の製作が始まる。

一方、2月8~9日に行われる米沢市の上杉雪灯篭まつりも規模の縮小が決まった。

企業や学校など雪灯篭の製作団体を集めた1月16日の会議では、雪灯篭の数を去年よりも減らし「142基」とする計画が示されたが、21日の会議でさらに数を減らし「40基程度」にすることとした。雪不足に見舞われた2007年の約80基を下回り、記録が残っている中では最も少ないという。

また、まつりの1週間ほど前から始める雪灯籠の製作も、雪が溶ける恐れがあるとして、まつりの3日前から集中的に作業することとなった。