やまがた雪フェスティバル・雪不足で内容縮小の恐れ 会場準備開始に合わせ「雪ごい」 山形・寒河江市

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例年にない雪不足の影響が広がっている。1月31日から開催される「やまがた雪フェスティバル」の会場準備が始まったが、安全祈願とともに行われたのは「雪ごい」の神事だった。

寒河江市の最上川ふるさと総合公園では、14日から「やまがた雪フェスティバル」の会場作りが始まった。

5回目となる今年は、1月31日から3日間の開催。巨大雪像のコンテストなど雪を使った様々なイベントが予定されている。フェスティバルは山形の「冬の祭りの幕開け」と位置付けられ、去年は22万9000人が県内外から訪れた。

(記者)

「大会まであと2週間。会場では毎年この時期は20~30センチほどの積雪があるが、今年は暖冬の影響で雪が全くない」

このまま雪が降らなければイベントに支障が出るとして、今回初めて行われたのが「雪乞い」の神事。フェスティバルを初開催した2016年も雪不足でイベント内容を一部縮小したが、今年の雪の少なさはその時を上回っている。

(実行委員長・佐藤洋樹寒河江市長)

「第1回よりも雪が無い状況がある。何とか雪像が作れるような雪が確保できればという思い」

シンボル雪像など、雪像作りに使う雪は、例年通り西川町から10トントラック100台分を運び込む予定で、さらに別の所から運び込むことも検討している。しかし、すべり台や雪上宝探しなど、会場の雪を使う予定だったものもあり、状況次第では内容の一部縮小があり得るという。

一方、会場に雪を運び入れ開催を目指してきたスキー女子ジャンプワールドカップ蔵王大会について、山形市は14日、会場の準備が整ったと発表した。搬入した雪は約2400立方メートルで、競技に必要な量を確保したという。大会は15日、レセプションが行われ、17日から個人と団体の合わせて3戦が行われる。