注意!警察かたるカード詐取多発 長野

長野放送 地域

警察官などをかたり、高齢者からキャッシュカードなどを盗み取る被害が相次ぎ、注意を呼びかけている。

警察によると、長野市の80代の男性宅に、警察官を名乗る男から1本の電話がかかってきた。「詐欺グループから押収した名簿の中に、あなたの名前があって、通帳から現金が引き下ろされています。これから金融庁職員が封筒を持って伺うので、キャッシュカードと暗証番号を書いたメモを入れて、封をして下さい」。

この電話の後、男性の家には、「金融庁職員」を名乗る男がきた。男性は言われたとおり、3枚のキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを渡すと、男は封筒にいれ「印鑑がほしい」と話し、男性が取りに離れた隙を見て別の封筒と入れ替え、男性に戻したとみられる。その後、男性が気付いた時にはすでに300万円が口座から引き出されていたという。

県警によると、同様の手口の被害が今年に入って7件あり、うち4件が11日に集中した。長野市や中野市、千曲市などで合わせて14枚、721万円が引き出された。さらに12日午後3時までの24時間に、警察官を名乗る不審電話が長野、須坂、中野で合わせて39件確認された。 警察や県では、「キャッシュカードなどは他人に渡さない。暗証番号を教えない。留守番電話に設定し不審な電話に出ない」よう注意を呼びかけている。