人口減少社会で路線維持と人手不足の問題解消へ 秋田県で「貨客混載」バスが本格運行

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乗客といっしょに宅配用の荷物を運ぶ「貨客混載」バスの本格運行が、秋田県にかほ市と由利本荘市の間で14日始まった。

公共交通機関を活用した「貨客混載」は物流の効率化と地域交通の維持を目的に国土交通省が推進する。秋田県では2017年に県とバス会社、大手運送会社で導入に向けたプロジェクトがスタートし、路線バスを使って実証実験を進めてきた。1年間の実験の結果、乗客の輸送や荷物に運搬に大きな問題はなく本格運行に移行することが決まった。秋田県にかほ市象潟町から由利本荘市本荘までを結ぶ路線バスで14日、日本郵便の郵便物が初めて業務として運ばれた。「貨客混載」バスは比較的乗客が少ない昼の時間帯で毎日1回運行される。交通機関の路線維持、物流業の人手不足などの課題の解消に期待がかかる。

バス会社は「過疎化・少子高齢化が進む中いろいろな策を講じて1年でも2年でも継続していきたい。」と話す。秋田県は運送会社などと協力して貨客混載を広げていきたいとしている。