「水がない」愛媛の被災地 野村町住民に疲れと不安

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愛媛県で氾らんした肱川のすぐそば、川沿いの地域 野村町。ほとんどの住宅が完全に水没した地域では34.1度と厳しい暑さになる中、10日も家の中からドロや家財道具を出すなど住民たちの懸命な作業は続いている。

廃材を除ける作業をしている住民は暑さにも関わらずマスクを着用。「匂いが…あります」「気持ち悪くなります」「色んな匂いが混ざって」と口々に。また大きな通りから民家が並ぶ狭い道へ入ると…重機が通れるギリギリの幅しかない。被災した住民の1人は「表通りばかりが優先されて小道が取り残されて…医療のトリアージのように災害トリアージがないと…結局ここも置き去り」とつかれきった表情で言葉に。家の中から運び出したガレキを搬出する手段がなく、行政に呼びかけているものの今のところ対応はされていないという。被災地で一番求められているのが水。飲料水は確保出来ているという声はあるものの、トイレや風呂といった生活の水は断水が続き完全に断たれた状態。先行きの見えない不安が町を覆っている。