“闇サイト事件”で無期懲役確定の堀被告 死刑判決受けた別の殺人事件の上告審が結審 夏にも判決へ

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 上告審の弁論で弁護側は死刑回避を求めました。

 堀慶末被告(44)は1998年、愛知県碧南市の住宅でパチンコ店店長の馬氷一男さん(当時45)と妻の里美さん(当時36)を殺害し現金を奪った罪などに問われ一審、二審で死刑判決を受け、弁護側は上告しています。

 堀被告は、2007年の「闇サイト殺人事件」で磯谷利恵さん(当時31)を殺害したなどとして、すでに無期懲役が確定しています。

 14日、最高裁第二小法廷で開かれた弁論で弁護側は「古い事件であり必ずしも被告の記憶も正確ではなく裁判所の事実認定も十分な証拠によるものではない」と主張。死刑の回避を求めました。

 これに対し、検察側は「碧南事件と闇サイト事件が同時に審理されれば死刑判決が想定されるにもかかわらず、審理の順序で死刑回避となれば正義に反する」などとして、上告棄却を求め裁判は結審しました。

 最高裁では弁論から1か月ほどで判決が言い渡されることが多く、早ければこの夏にも判決が言い渡される見通しです。