延岡市北川町で3年連続「パイピング現象」

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台風24号の影響で、宮崎県延岡市北川町では、いわゆる「パイピング現象」が3年連続で起きていたことが分かりました。

パイピング現象とは、河川の増水によって、水が堤防の地下を通って砂とともに地表に噴出するもので、去年、おととしと、延岡市北川町の川坂地区で確認されていました。

今回、県の調査では、北川本流の堤防に近い水田や畑などで、41カ所が確認され、3年連続となりました。

きょうは、茨城県つくば市にある国立研究開発法人「土木研究所」の職員6人が現地を訪れ、パイピング現象の形状や規模など綿密に調査していました。

パイピング現象が続くと、堤防の決壊に至る恐れもあることから、県ではおととしから堤防沿いに幅90センチ、長さ13メートルの矢板を約800メートルにわたって打ち込む対策工事を行ってきました。

延岡土木事務所では、「今回も砂が吹くような現象が確認されたが、昨年、一昨年に比べ、規模は小さくなっている、ま矢板を打った効果でパイピング現象の規模や発生時間が抑えられたと感じている」と話します。

県では今年度、さらに140メートルの区間で矢板を打ち込む工事を計画していて、パイピング現象を防ぎたい考えです。