「袴田事件」再審認めず 争点の衣類「元被告のものに疑いなし」 東京高裁

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いわゆる袴田事件をめぐり裁判のやり直しを認めるかどうか審理していた東京高裁は11日、裁判のやり直しを認めない決定を言い渡しました。

いわゆる袴田事件は、4年前に静岡地裁が裁判のやり直しを決め袴田巌元被告は釈放されました。

しかし検察が即時抗告したため東京高裁で審理が続けられてきました。

11日、東京高裁は一審の静岡地裁の決定を取り消し再審請求を棄却しました。

争点になっていた、犯人が着ていたとされる衣類の血痕が元被告のものでないとする弁護側のDNA鑑定の方法については

「科学的原理や有用性に深刻な疑問があり信用できない」としました。

そのうえで「衣類は犯人のものであり元被告のものであることに合理的な疑いはない」と一審の静岡地裁の決定を取り消し

再審請求を退けました。

一方で、釈放されている元被告の身柄については年齢や生活状況などを考慮し、すぐには拘置しないとしています。