男が手を合わせる姿も…2歳長男と共に車にはねられ33歳母親が死亡 容疑者立ち会い実況見分

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 愛知県西尾市の住宅街。交差点では警察官が立って交通を規制します。その先にはあのT字路が…。

 5月10日、愛知県西尾市平坂吉山2丁目で道路を横断していた清水光紗さん(33)と2歳の長男が車にはねられ2日後に清水さんが死亡した事故。

 17日、容疑者立ち会いのもと実況見分が行われました。午後3時前、警察官に付き添われ、車から降りてきた塩谷晃由容疑者(29)。グレーのパーカーを羽織りマスクをかけています。

 まず向かったのは…。

(リポート)

「塩谷容疑者が手を合わせている様子が見てとれます」

 清水さんが倒れていた現場でじっと手を合わせました。

 警察によりますと、事故は塩谷容疑者がT字路を右折する際に起きました。現場にはブレーキ痕がなく、塩谷容疑者はセンターラインをはみ出し、ブレーキをかけずに2人をはねたとみられています。

近くの住人男性:

「ブレーキの音は聞こえなかった、ドンッという音は聞こえたけれど」

 これまでの調べに対し、塩谷容疑者は…。

(塩谷容疑者の供述)

「1人でドライブをしていた。ぶつかる直前まで気が付かなかった」

 事故からちょうど1週間。発生時刻と同じ時間帯に現場に立った塩谷容疑者。警察官が身振り手振りを交えながら事故の状況を確認していきます。

 塩谷容疑者はうなずいたり、時折、指をさし示したりしながら答えていました。

 事故を受けて、清水さんの遺族はおととい、警察を通じてコメントを発表しました。

(遺族のコメント)

「私達家族は最愛の光紗を理不尽な事故によって突然奪われてしまった辛い現実に直面し、深い悲しみの淵に立たされております。今はまだ、この辛い現実を素直に受け止めることができず、何も考えることができません」

 幼い子どもの母親の命を奪った痛ましい事故。警察は容疑を過失運転致死傷に切り替え、裏付けを進めています。