入選者で最年少 新潟市の女子高校生の歌も披露 歌会始の儀

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皇居・宮殿で16日に行われた歌会始の儀。

ことしは「望」という題で、全国1万5千首以上の応募の中から入選した10人が会に招かれました。

このうち最年少が東京学館新潟高校3年の篠田朱里さんです。

その時間、学校では…

【水谷悠莉アナウンサー】

「こちら東京学館新潟高校では、テレビの前にたくさんの生徒たちが集まっています。これから仲間の歌が詠まれるということでそわそわとしている様子です」

生徒たちもどんな歌が詠まれるのか知りません。

【女子生徒】

「どのような着眼点を持ったのかを特に気にしてみようと思います」

篠田さんの短歌を指導した教師は…

【東京学館新潟高校 短歌指導担当 田村裕教諭】

「皇居にあがって非常に緊張する場面だと思うけど、楽しんで一生の思い出にしてもらいたいと願ってます」

生徒や教師たちが見守るなか…篠田さんの歌が最初に詠み上げられます。

「助手席で 進路希望を話す時 母は静かに ラジオを消した」

18日にはセンター試験があり、大学受験を目前に控えた篠田さん。

この歌では進路について母親に話したときの、さりげなくも温かい情景を詠みました。

【女子生徒】

「学館としての誇りでもあるし、私も学館生として嬉しい気持ち」

【男子生徒】

「ラジオを消したところに母の優しさを見出しているのがとても素晴らしいと思った」

【東京学館新潟高校 短歌指導担当 田村裕教諭】

「りりしく立派にあの状況ですから誰もが緊張すると思うけれど、しっかり努めてくれていると思った」

一世一代の大舞台を経験した篠田さんは…

【入選した 東京学館新潟高校3年 篠田朱里さん】

「進路についての歌を詠んだので、天皇陛下と皇后陛下から『進路実現に向けて頑張ってください』というお言葉を頂きました」「めったに経験することのできない日本の文化に触れることができてとてもよかったと思います」

東京学館新潟高校は2001年から学校をあげて短歌創作の取り組みに力を入れていて、今回2年ぶり5人目の選出となりました。

短歌を指導する田村教諭は短歌を学ぶ意義について「コミュニケーションがデジタル化されスマートフォンで完結する今の時代に、自分たちの気持ちにふさわしい言葉を選ぶ力が身につくと話しています。