猛暑 農作物へ影響 キク「大雪 大雨 暑さ」トリプルパンチ

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県内は26日も福井や敦賀で猛暑日を記録しました。厳しい暑さの中、県内の農産物に影響が出始めていて出荷を来月に控える県内のネギやキクの生産者らは生育や開花の遅れを指摘しています。

県内は高気圧に覆われ、各地の最高気温は、▽敦賀35.9℃▽福井と南越前町今庄35.2℃などと県内10観測地点のうち5地点で35℃以上を観測し、猛暑日となりました。

【大野の白ネギ】

県内で最多の出荷量を誇る奥越特産の白ネギ。大野市の川上生産組合では、約1万2000平方メートルの畑で白ネギを栽培しています。8月1日から出荷が始まる畑では、猛暑による水不足で、白ネギの生育が遅れています。

白い部分が25センチにのびると出荷に適していますが、今は20センチ前後で生育が止まっている状態です。品質の低下や生育の遅れを心配する生産組合は「カラカラ状態から潤うとネギが太くなる。できるだけ良いネギを出荷したい」と雨を待ちます。

【キク農家 大雪、大雨、猛暑のトリプルパンチ】

一方、坂井市にある瀬戸生花。お盆に需要が高まるキクを露地とハウスで栽培しています。

この夏はハウス内の温度が50℃近くにもなったことがあり、高温続きでキクの成長が止まっています。農家の人は「つぼみはあるが花の色が来ていない。お盆に間に合うかどうか…」と心配しています。

今年2月の記録的な大雪で瀬戸生花のハウスは20棟以上が倒壊。そのため、ハウス跡地での露地栽培を増やしましたが、7月上旬の大雨で根腐れするなど8万本ほどのキクにすでに被害が出ています。

この猛暑で露地栽培の生育も遅れ気味で、昼夜の寒暖差を付けて生育を促すため毎日夕方に水をやる例年にはない対策を取っています。

【週末は台風警戒】

福井地方気象台によりますと、27日の最高気温は、▽福井34℃▽敦賀33℃が予想されていて、厳しい暑さになりそうです。

また、日本の南の海上にある台風12号は28日にかけて本州に接近、上陸する恐れがあります。台風の針路によっては県内では早くて27日午後から28日まで強い雨が降ったり風が吹いたりする可能性があります。