奄美大島の伝統行事「ショチョガマ」

鹿児島テレビ カテゴリ:地域

「ヨラ、メラ」と男たちの威勢のいいかけ声が響くこの行事は、毎年、この時期に行われる鹿児島県龍郷町秋名集落の伝統行事「ショチョガマ」。国の重要無形民俗文化財に指定されている。

11日早朝、水田を見下ろす山の中腹に建てられた、かやぶき屋根におよそ100人の男たちが乗り、来年の豊作を願う歌を歌いながら屋根をゆらす。そしてゆらし始めてから25分後、屋根がゆっくりと倒れると見物客から大きな拍手がわき起こった。

倒れた屋根は稲穂が垂れる様子を表しており、今年は「豊作」とされる南側とは反対の北側に倒れた。

秋名アラセツ行事保存会の窪田圭喜会長は「子どもの頃からの言い伝えでは南が豊作だと聞かされていたが、文献を調べてみるとどちらも豊作とのことなので、そう信じている」と話した。

ショチョガマの最後は、男たちが輪になって屋根の上で八月踊りを奉納した。