嘉手納基地の旧海軍駐機場を使用で地元が反発

沖縄テレビ 地域

住民の負担軽減のため日米両政府の合意で移転した嘉手納基地の旧海軍駐機場で、4日アメリカ軍の哨戒機が駐機しているのが確認されました。この駐機場を巡っては移転後も度々使用されていて、地元の住民は強く反発しています。

4日午後6時45分ごろの嘉手納町基地の旧海軍駐機場です。P3ーC哨戒機がエンジンをかけた状態で移動しているのが確認されました。

▽近くに住む仲本兼作さん『家の中にいる時に音がしたので慌てて見てみると、普通にエンジンも回って移動もしていたので』

旧海軍駐機場の近くに住む住民が騒音を測定したところ、騒々しい工場内にあたる95.8デシベルの騒音が記録されました。嘉手納町の屋良地区に隣接する旧海軍駐機場では昼夜を問わず行われる軍用機のエンジン調整の騒音に住民が悩まされ、SACOの最終報告で民間地から遠い沖縄市側への移転が合意され去年1月に完了しています。しかし、移転後も合意に反し使用されているのが確認されていました。

▽仲本兼作さん『負担軽減なのか、それより結局(駐機場が)2つになってしまったのかは自分はちょっと疑問は思いますよね』

アメリカ軍は機体を洗浄する施設が改修のため使用できず、旧海軍駐機場を洗機場として今年の夏ごろまで使用するが駐機場ではエンジンを停止させると沖縄防衛局に伝えたということです。今回の件に関し嘉手納町の當山町長は「いかなる理由があっても騒音を発生させるような使用は認められない」として強く反発しています。嘉手納基地の運用を巡っては、F35戦闘機やF22ラプター戦闘機の暫定配備に加えて、この夏横田基地への配備が予定されているCV22オスプレイの飛来が確認されるなど、外来機の飛来が常習化しています。恣意的な運用を強行するアメリカ軍。「基地負担の軽減」とは程遠い現状が浮き彫りとなっています。