中津市の土砂崩れ 数千年前にも同じ場所で

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ことし4月、中津市耶馬渓町で発生した土砂崩れについて専門家で組織する委員会がきょう原因などの中間報告を行いました。「少なくとも数千年前に同じ場所で土砂崩れがあり、その堆積物が地下水の影響で滑り落ちた」などとしています。土砂崩れでは住宅4棟が巻き込まれ男女6人が亡くなりました。原因究明などのために県が設置した検討委員会はきょう、中間報告を行いました。それによりますとボーリング調査の結果から少なくとも数千年前に同じ場所で土砂崩れが起きていて、その時の堆積物の一部が斜面に残っていたことが新たに分かりました。い委員会では「堆積物が風化して不安定となり、地下水が集中する場所と接したことで地すべりがおきた」と説明しています。今後の本格的な対策工事については「地下水の排水や斜面のアンカー工事が必要」としていて、県はこうした結果を踏まえ来月、着工する予定です。このほか委員会では「同様の地質は九州に広く見られるため、ほかの場所でもこうした崩壊が起きるおそれがある」と指摘しています。最終的な報告は年内にまとまる見通しです。