"消雪パイプ"発祥の地で誕生 短時間で洗浄する新技術【新潟・長岡市】

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長岡市の企業が、雪国の生活を支える消雪パイプを効率よく洗浄する新たな技術を開発しました。

消雪パイプから出てくるのは茶色く濁った水…。

長岡市に本社を置く山高建設が3日、独自に開発した新しい技術を使って、敷設から25年が経った摂田屋地区の消雪パイプのメンテナンスを行いました。

その名前は・・・

【山高建設 高野浩社長】

「リバーサルクリーニングという名称をつけさせて頂きました」

「リバーサルクリーニング」とはどのようなものなのでしょうか?

その作業を見せてもらいました。

クリーニング前のパイプの中を見てみると砂や泥、水垢などが溜まっています。

洗浄作業は消雪パイプの水を流し、特殊強化繊維のリードをパイプ内に通すところから始まります。

これまではノズルが付いたホースを胃カメラのように押し込みながら作業していましたが、パイプの中の汚れなど障害物によってまっすぐ進まないなどの課題がありました。

リバーサルクリーニングでは、ノズルを取り付けたホースをリードに結びつけ反対側から引っ張りながらクリーニングを行います。

こうすることで円滑にパイプを通すことができ、作業時間の短縮や経費の節減ができるといいます。

今回クリーニングを依頼した人は・・・

【摂田屋1丁目上口消雪会 高野正勝さん】

「だんだんノズルから水が出なくなったりそういうことがあったりして。(新技術のメンテナンスは)すごいなと思いました」

県が各地に普及をすすめる「Made in 新潟」の認定を受け、現在特許申請中というこの技術。

【山高建設 高野浩社長】

「長岡から出た消雪パイプ、これはもう長岡・新潟県の宝だと思っていますので、消雪パイプ発祥の長岡からメンテナンスも発信したい」

長岡市では消雪パイプの管理が町内に任せられ、世帯数の少ないところでは維持が難しくなっているところもあるということです。

今回の新しい技術は経費の節減につながることもあり、本格的な降雪期を前に主に地元・長岡市でクリーニングの依頼が続々と来ているということです。