女性医師殺害事件 逮捕の山形大生の靴に医師のDNA血液付着・犯行後に捨てたか

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山形県東根市の女性医師殺害事件で、逮捕された山大生の男の靴に被害者の血液が付着していたことが分かった。警察は動かぬ証拠と見ているが、加藤容疑者は「覚えていない」と容疑を否認している。

この事件は5月19日夕方、東根市の眼科医・矢口智恵美さんが自宅マンションで殺されているのが見つかり、山形大学4年の加藤紘貴容疑者が12日、逮捕されたもの。

警察は逮捕前、加藤容疑者の自宅マンション近くで容疑者のものと見られる血の付いた靴を発見していたことが分かった。靴は加藤容疑者が捨てたと見られ、血液を鑑定した所、矢口さんのDNA型と一致した。

矢口さんは後頭部を激しく殴られ、遺体の周りや天井には大量の血痕があり、部屋には血の付いたゴルフのパターが残されていた。警察はこの際、加藤容疑者の靴に血が付着したとみて調べている。

一方、加藤容疑者の犯行前の行動が徐々に明らかになってきた。

(記者)

「矢口さんのマンションから歩いてわずか2分程のこちらのアパート。その防犯カメラにも加藤容疑者とみられる男が写っていた。男はアパートの部屋を物色するような動きを見せていた」

この2階建てのアパートは矢口さんのマンションから南に約200メートルの所にある。防犯カメラには加藤容疑者とみられる男が玄関のドアを開けようとしたり、室内の様子をうかがったりしている姿が写っていた。

(住人の男性)

「怖い。物騒な世の中になった」

(住人の女性)

「すごく怖い。外をうろつかないようにしている。(鍵は)毎日二重ロックしている」

さらにこのアパートから南西に約250メートルの所にある2階建てアパートなど複数の場所で、防犯カメラに同じような行動をとる男の姿が写っていたことが分かった。

警察は、加藤容疑者が手当たり次第に侵入を試みた末に鍵のかかっていない矢口さんの部屋に侵入したとみて調べている。加藤容疑者は取り調べに対し「よく覚えていない」と容疑を否認している。