7月豪雨の現地地区調査 速報会

7月豪雨の影響で起きた災害について調べている調査団が9月6日、高知市で報告会が行われ建設業関係者およそ140人が出席しました。

土木学会四国支部は7月豪雨が起きた直後から有識者を入れた緊急災害調査団を結成し、高知県内の被災地で現地調査をしています。

7月豪雨で大規模な山崩れによって崩落したのが高知自動車道上り線の大豊インターチェンジと新宮インターチェンジ間にある立川橋です。長年災害に耐えてきたこの橋がなぜ崩れたのでしょうか。

高知大学防災推進センター・原忠教授

「立川橋は極めて特徴的な橋。運の悪いことに桁下の高さが3メートル以下の低いところに土石流が集中した」

現地調査をした原忠教授によりますと、立川橋は平坦なところに作った橋ではないため場所によって橋桁の高さに数メートルのバラつきがあったということです。

今回の土砂崩れでは橋桁と地面の隙間が少ないところに土砂が集中し、逃げられなくなったため橋が耐えきれず崩落したと考えられています。

現在、崩落があった立川橋付近は下り線を利用し片側1車線の対面通行が行われています。

原教授は今後、上り線が復旧した際には桁下空間の土砂をうまく下へ逃がすための対策が必要だと話していました。