豪農の屋敷「旧柏倉家住宅」・重要文化財に指定へ 紅花や金融で発展 山形・中山町

カテゴリ:地域

山形県中山町の旧柏倉家住宅が国の重要文化財に指定される見通しとなった。

旧柏倉家住宅は中山町岡にある豪農の屋敷跡で、2300坪の敷地と主屋や仏間、前蔵など7つの建物が対象となる。柏倉家は17世紀に今の山形市から移り住み、地主や紅花の生産、金融で発展した。

明治31年に今の形に改修された主屋や、漆塗りや金箔をあしらった仏間、最上級の客をもてなした前蔵に、明治期の南東北における上質な農家建築の特徴が表れている。

国の重要文化財への指定は17日、文化審議会が文部科学大臣に答申した。答申通り告示されれば、県内では101件目の重要文化財への登録となる。建物と敷地はおととし中山町に寄付され、町は今年7月と来年3月に一般に公開するとしている。

(画像は中山町教育委員会提供)