30年ぶりに自民議長誕生・執行部と議会とのねじれ解消 今後問われるのはチェック機能 山形市

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先の統一地方選で与野党の勢力が逆転した山形市議会で、30年ぶりに自民会派から議長が選ばれた。

山形市議会は17日に臨時会を開き、改選に伴う正副議長選を行なった。4月の市議会議員選挙では、定数33のうち自民から公認と推薦を合わせて14人が当選し、公明の3人を合わせて過半数の17議席を確保した。

17日の議長選挙でも、自民会派の新翔会が一本化した斎藤武弘議員が公明党市議団の支援を受け、17票を得て議長に選ばれた。山形市議会で自民の議長が誕生するのは30年ぶりとなる。副議長にも同じ新翔会所属の長谷川幸司議員が選出された。

(山形市議会・齋藤武弘新議長)

「執行部と我々議員がようやく一致したなという感じ。より良い山形市の建設をまい進したい」

4年前に佐藤孝弘市長が誕生して以来続いてきた執行部と議会の与野党のねじれが解消したことになる。

(佐藤孝弘山形市長)

「背景にある政党的なものが変わったからと言って、それによって何か議会に向き合う姿勢が変わることはない。市民のことを第一に考えた政策を提案して議論していく」

一方、立憲民主や無所属議員で作る第2会派の緑政会の武田聡代表は「(議会は)しっかりと議論する場所なので勢力争い的なものが行われることはふさわしくない。ひとつひとつの案

件に丁寧に議論を進めていくだけと私は思っている」

今後山形市政は、2期目への挑戦を明らかにしている佐藤市長が自身の政策を実行しやすくなる半面、議会のチェック機能が問われることになる。