「角を曲がろうとしたらクマが」市街地にクマ出没 4人襲われケガ【新潟・魚沼市】

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住宅の車庫から出てきた1頭のクマ。迷い込んだのか住宅地を走り去っていきます。

【目撃者】

「角を曲がろうとしたらクマがこっちのほうに来た感じ。びっくりというか怖いというか…」

18日午後0時半前、魚沼市佐梨地区で「民家の敷地内でクマに襲われケガをした人が倒れている」と消防に通報がありました。

【報告 倉品浩行】

「魚沼市佐梨、最初にクマが人を襲った現場です。田んぼが広がる中に住宅が点在しています。現場は背後に雑木林がある住宅です」

ここで襲われたのは近くに住む62歳の女性で近所の人によりますと畑仕事に行く途中に襲われたといいます。

そしてこの通報のわずか8分後…

【報告 小林祥郷】

「国道すぐそばにある住宅街生々しい血痕が残っているこちらで夫婦がクマに襲われました」

佐梨地区にある自宅前で44歳女性と48歳男性の夫婦もクマに襲われました。

さらに20分後、ドライブレコーダーに映っていたクマが出てきた住宅の駐車場で64歳の女性が襲われました。

【目撃者】

「助けて!きゃ~という声が聞こえたがどうすることも出来なくて…」

襲ったのは体長1m以上の大人と見られ4人は命に別状はありませんがいずれも重傷とみられるということです。

クマに襲われたのは約500メートルの範囲で付近には保育園だけでなく小学校などもある魚沼市の市街地でした。

この事態に近くにある小出小学校では保護者が学校まで児童を迎えに来て下校する対応をとりました。

【保護者】

「時期になると出るがこんな街中ではなかなかないのでびっくりしています」

市街地に現れ次々と人を襲ったクマ。

こうした状況はクマが興奮状態に陥っていることから特に注意が必要だと長岡技術科学大学の山本麻希准教授は話します。

【山本麻希准教授】

「ほかのクマなら逃げてくれると思うがその熊はパニックに陥って次々に人を襲っているので特に注意をしていただきたい」

クマは午後1時すぎに山の方へ向かったという目撃を最後に姿を見せていませんが、市街地に迷い込んでしまっている可能性もあり引き続き厳重な警戒が必要だといいます。

【山本麻希准教授】

「そのまま市街地に間違って迷入してしまって山への帰り道がうまく見つけられなかったときこの時はしばらくの間は注意が必要かと思う。やぶの近くなど動物がひそめるところの近くはもしかしたらクマがいるかもしれないと思って行動した方がいいのかなと思う」

山本准教授は頑丈な建物の中に避難するほかもしクマに遭遇した場合は近づかないことそして致命傷を避けるための行動を心がけるよう呼びかけています。

【山本麻希准教授】

「クマの一撃は爪ではたかれるというのが一番大きなけがになるので目や内蔵・首の後ろ後頭部をやられない安全姿勢というのをとっていただきたい」

警察や消防のほか魚沼市なども警戒を続けていますが、クマは早朝や夕方に活動を活発化させることから特に注意するほか、外へは出ないよう呼びかけています。