「元気な姿を」台風19号で被災した酒蔵が出店 北陸新幹線は25日に運転再開予定【新潟】

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車両の多くが浸水するなど台風19号で大きな被害を受けた北陸新幹線。

18日時点で長野駅と上越妙高駅の間で運転を見合わせています。

このため東京方面から金沢方面に行くには長野駅からしなの鉄道やえちごトキめき鉄道を使ったり、上越新幹線、ほくほく線えちごトキめき鉄道を使って糸魚川に出たりするなど大きく迂回しなければいけません。

【大宮駅から富山駅に向かっている男性】

「トキの305号。それに乗って越後湯沢まで来て越後湯沢から上越妙高かなここから富山に行く予定で来ました」

「(乗り換え列車が)12時35分だから2時間待ち」

こちらの男性、本来2時間ほどで行ける場所が今回約5時間かかるといいます。

こうした影響が続くなか、19日から上越市で開催される越後・謙信SAKEまつり。

上越地方の酒蔵が中心に集まり例年10万人が訪れる人気のイベントです。

出店予定のお店は北陸新幹線運休による影響を心配します。

【越後・謙信SAKEまつりに出店予定の方】

「いろんな県外の方いらっしゃると思うんですけど、影響は少しはあるんじゃないかなと思います。」

一方、高田本町商店街では前向きな声も。

【高田本町商店街の方】

「(県外の人が)少なくても地元の方は楽しみにしている。たくさんのみなさまにおいで頂きたいと思っております」

そして今回、はじめてこのイベントに参加するのが阿賀町の麒麟山酒造です。

【向田絵梨子 販促企画リーダー】

「こちらが週末の越後・謙信SAKEまつりのために用意している酒」

麒麟山酒造は今回の台風19号で浸水する被害がありました。

【清野浩一郎 製品部次長】

「私の腰くらいまであったここに入ってこれない状況」

13日、常浪川の増水により貯蔵施設で最大・床上70センチ浸水。

幸いタンクの中の酒に影響はありませんでしたが。

【清野浩一郎 製品部次長】

「こちらがボイラーの施設になっていてボイラーが浸水して全く使えない」

殺菌作業などを行う設備が壊れ復旧に1か月以上かかるといいます。

【清野浩一郎 製品部次長】

「ボイラーが使えないと瓶詰もできないのでいま在庫としてあるのがなくなると欠品1か月以上は生のお酒は出荷できない。空調関係もあるので数千万だと思いますけどはっきり言えない」

大きな被害を受け出店自体も危ぶまれましたが励ましの声を受け予定通り、出店を決めました。

【向田絵梨子 販促企画リーダー】

「今回本当に多くの皆様からご心配いただいたのでみんなが元気にやっていますというところと変わらない味を味わっていただけたら」

台風の被害を乗り越え開催される越後・謙信SAKEまつりは19日と20日に上越市で行われます。

北陸新幹線の全線運転再開は25日の予定です。