「車の備えを」 浸水した車から脱出する方法は?【新潟・三条市】

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日本列島を襲った台風19号。全国の被災地では車ごと流され、命を落とした人もいます。

もし車に乗っているときに浸水したらどう脱出すればいいのでしょうか。

水害を経験した三条市の水防学習館で、車のドアにどの程度水圧がかかるのか体験できます

まずはドアにギリギリ触れる水深30cmでは・・

【井上綾夏アナウンサー】

「お!ほとんど抵抗なく開きました」

【三条市水防学習館 角田均館長】

「ドアにかかった程度なので、簡単に開きますね」

しかし90㎝まで水位が上がると…

【井上綾夏アナウンサー】

「90㎝は窓ガラス部分まで浸水している高さ。足をふんばって力をいれていますがなかなか動きません。」

【三条市水防学習館 角田均館長】】

「90㎝くらいになってしまうと女性でもそうですが男性でもかなりの力もちじゃない開かない。」

では、ドアが開かなくなってしまったらどう脱出すればいいのでしょうか?

【三条市水防学習館 角田均館長】

「窓を割って出てもらうのが一番だと思う」

残された道は「窓を割ること」です。

車が水に浸かっている状態で何を使えば窓を割れるかJAFが行った検証によりますと、身近にあるスマートフォンやビニール傘、ヘッドレストを使っても割れません。

一方、脱出用ハンマーを試してみると、なんと簡単に割ることができました。

狭い車内では力が入れにくいのに加えて、水没時は水の抵抗もあり、脱出ハンマー以外のものでは割れないという実験結果に。

【三条市水防学習館 角田均館長】

「素手では割れないので、いつ何時でも自分のところに必ずそういう災害がやってきても大丈夫という心構えを持ってもらいたいと思う」

家の中だけではなく、車の中の備えも必要といえそうです。