日本海の安全どうなる?ミサイルや違法操業の脅威は依然… 山形

さくらんぼテレビ 地域

米朝関係改善の先には日朝の首脳同士による協議が見えてくる。ミサイルや違法操業で脅かされる日本海の安全などの課題を抱える隣国との関係は今後、変わっていくのだろうか。

山形県の吉村美栄子知事は12日、米朝首脳会談について「今回の会談を契機に北朝鮮の非核化が進み、ミサイル発射も無くなるなど朝鮮半島の情勢が安定化すれば、県民の安全の確保や不安の解消につながる」との期待を示した。

北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返したことを受け、酒田市は去年6月、県と合同で住民参加型の避難訓練を行なった。また、ミサイル発射時の職員の招集基準や小中学校の避難マニュアルを作成した。4月の南北首脳会談以降、危機感は多少薄らいだと言うが、万が一への備えを続けている。

(酒田市危機管理課・前田茂男課長)

「(去年6月以降)実際の訓練はしていないが、どういったことが起こるか分からない。マニュアルを作っているのでまずはそれで対応してもらう事で今は進めている」

脅威は他にもある。酒田のイカ釣り船団が操業する「大和堆」と呼ばれる日本海の漁場には、去年、数多くの北朝鮮の船がやって来て違法操業を重ねた。今年もすでに違法操業が確認され、先日、イカ釣り船団は不安を抱えたまま日本海に出かけていった。

(県漁協・本間昭志組合長)

「(両首脳は)握手しているだけなので言いようがない。漁業者も大変困っていると言っていたのでぜひ今年はいないようにお願いしたい」