祖父の代から50年 豪雨乗り越えピオーネ収穫 【倉敷市真備町】 

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倉敷市真備町のブドウ畑で、畑の水没を乗り越えたピオーネが実をつけ、収穫作業が本格化しています。

紫に輝く大粒のピオーネ。1房1房、丁寧に摘み取っているのは倉敷市真備町下二万でブドウ農家を営む木村恭介さんです。12日から本格的に収穫を始めました。2018年7月の豪雨で祖父の代から約50年受け継いできたピオーネ畑は浸水。農業用ハウスなどが使えなくなり、年間出荷量の半分にあたる約3トンを失いました。

畑は決壊した小田川のすぐそばで、根が長い時間、水に浸かったため今年の生育への影響が心配されました。それでも木村さんは再び実を付けると信じて畑の手入れを続けてきました。そして12日。1年前は泥に覆われていた畑には大きな房を付けたピオーネが並んでいました。根が傷んだ影響を受けた木もありましたが、今年は天候が良い日が多かったことから色付きが良く、出来は上々ということです。

収穫した約400房のピオーネは、早速、県内外の市場に出荷されました。西日本豪雨から1年、再び、真備町の味が全国へと広がっていきます。収穫作業は8月上旬まで続くということです。