瀬戸芸夏会期へ ユニークな香大の演劇 初稽古【香川・小豆島】

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7月19日に開幕する瀬戸内国際芸術祭・夏会期で上演されるユニークな演劇の稽古が、香川県小豆島で始まりました。香川大学が、一般の人をプロデュースする注目のプロジェクトです。

出演する約20人の役者、演出家、プロデューサーが、一堂に会するのは今回が初めてです。

(台本読み合わせ)

「定年間際で島に戻って来られて感慨深いな。」

役者は、すべて一般公募。プロはいませんが、演劇の経験者もいて、レベルが高く、緊張感のある読み合わせ稽古となりました。7月19日に始まる瀬戸芸夏会期では、300年以上の歴史がある小豆島の農村歌舞伎舞台で、演劇が上演されます。瀬戸芸、初参加の香川大学が中心となり、演劇に興味がある県内の高校生、大学生、社会人など、様々な立場の人と協力し、一つの作品を作り上げる注目のプロジェクトです。タイトルは、「トラと呼ばれたサル」。主人公の島の高校生が、島の暗い現実に触れ、未来を考えるというストーリーです。もちろん瀬戸芸の大舞台でやるからには、全員本気。演出家も初稽古から厳しく指導し、その本気度が伝わってきました。

(香大の演出家 豊永純子さん指導)

「セリフをちょっと笑って言っていたけど、切羽詰まった様子で、問い詰めるじゃないけど、相手のこと考えられないくらいにやってほしい。」

(参加した人インタビュー)

「みんな仕上げてきていて、初めての読み合わせで、こんなにレベルが高いのかとびっくりした。」「島の人と、自分のような移住者、高松や香川県内、東京の人が集まってやっているのが良さだと思うので、それぞれの良さを生かしたものになれば。」 

大学が中心となり、芸術家ではない一般の人と作り上げるユニークな作品。新しい挑戦は、島に何をもたらすのか、本番は8月24日です。