「優生手術」の実態 資料を一部公開

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旧優生保護法のもとでの強制不妊手術について先月、宮崎県内でも手術を受けた人を特定できる資料が見つかりました。きょうから県庁では個人情報に配慮した上で資料の閲覧ができるようになりました。

旧優生保護法は1948年から48年にわたって障害などを理由に本人の同意無く強制不妊手術が認められていました。県文書センターで閲覧できるのは昭和30年度と昭和40年の資料2冊です。

昭和40年の資料は優生手術をするかどうか決める優生保護審査会のもので2つの資料に強制不妊手術を受けた25人の名前が書かれています。

開示された記録には保健所から提出された不妊手術の申請書やその決定通知、健康診断書などが記され個人情報保護のため本人や家族の名前が非公開となっています。

きょうは障害者自立センター、YAH!DOみやざきの永山昌彦さんが資料を閲覧しました。永山さんは、「障害を持った個人個人がどのように周りから見られていたのか専門家がどのように捉えていたのかそんなことがわかる文書だと思う」と話しました。

県・健康増進課には、手術を受けた本人と見られる人からの問い合わせもありました。

この問題では手術を受けた人の情報を救済につなげる機運が高まっていて今年5月には国会議員が党派を超えて国の謝罪と補償を盛り込んだ救済法案の作成に取り掛かる方針を示しています。