軽井沢町でG20閣僚会合 “廃プラ削減”強化で県は「長野宣言」 長野

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長野県軽井沢町で15日からエネルギーや環境問題を話し合うG20の閣僚会合が行われる。14日は各国の代表らが軽井沢に到着。この後、歓迎レセプションが予定されている。そうした中、阿部知事が廃プラスチック削減などに取り組む「長野宣言」を環境大臣に渡した。

(記者リポート)「玄関口の軽井沢駅には、歓迎の旗などが飾られている一方で、コインロッカーが16日まで封鎖されるなど、警備体制も敷かれています」

歓迎と緊張。国際会議特有の雰囲気に包まれた軽井沢町。駅のロッカーは閉鎖され、周辺に多くの警察官が配置されていた。そうした中、午後、各国の閣僚らが現地入りし、町内を視察した。一方、「軽井沢プリンスショッピングプラザ」では、国内およそ80の企業や団体がエネルギーや環境に関する最新技術を紹介する「イノベーション展」が始まった。二酸化炭素を排出しない次世代エネルギーとして期待されている「水素エネルギー」の展示に。近年、海への大量流出が問題となっているプラスチックごみ対策の展示も。こちらは、プラスチックに代わる製品を集めたコーナー。

(記者リポート)「こちらは、プラスチックの代替製品として期待される木材からつくった包装。触った感じはプラスチックと変わらない」

この「ネイチャーフレックス」は、木材から取れる「セルロース」で作ったフィルム。環境への負荷が少ない一方、コストや認知度が普及の課題となっている。

(フタムラ化学・担当者)「海に流れた場合でも100パーセント分解する袋になっている。なんとか環境に対して、手を打てたらなと思う」

この「廃プラ削減」は県も力を入れている分野。6月31日、阿部知事が廃プラスチックごみや温室効果ガスの削減などに自治体が連携して取り組むよう呼びかける「長野宣言」を発表。14日、原田環境大臣に宣言書を手渡した。

(阿部知事)「地方政府レベルでの取り組みは不可欠。地方の側からもエネルギー、環境問題をしっかり前進させていきたい」

このあと、地元主催の歓迎レセプションがあり、会合は15日から2日間の日程で行われる。信州から環境問題などについてどんな発信があるのか。