巨額除雪費財政難 福井市長「市民に申し訳ない」と陳謝

福井テレビ 地域

今年2月の記録的な大雪による巨額除雪費に端を発した危機的な福井市の財政状況。問題が浮上してから2週間余りがたち、福井市の東村市長は1日、初めて会見を開き、市民に対し「申し訳ない」と陳謝しました。

会見の冒頭、今年2月の大雪の影響で、平成29年度の一般会計の収支について、2億円余りの赤字となる見込みだと報告しました。

東村市長は「各種事業の不用額を充当するなど財源確保に努めたがすべてを賄うことができず一般財源の不足が生じた」と明かしました。

平成30年度は、12億円の財源不足が見込まれることから大型公共事業の先送りを含め、151の事業の中止・縮減により5億円の一般財源をねん出と説明。

残りの7億円について、特別職の報酬を9カ月間20%削減するほか、全職員の給与削減により補てんする考えも示しました。

東村市長は「事業を待ち望む市民には、後ろ倒しになり申し訳ない」と市民に対して謝罪しました。

今後は、事業費や人件費の縮減により財政再建に取り組み、市の貯金にあたる「財政調整基金」を、5年後に30億円を積み立てる計画も示しました。

一方、中核市への移行については当初の予定通り、来年4月の移行を目指していることを強調しました。