名古屋グランパス・楢崎正剛選手が涙の引退会見「サポーターに最後にプレー見せたかった…」

 サッカーJ1歴代最多の631試合に出場し、日本代表としてワールドカップに4大会連続で選ばれた名古屋グランパスの楢崎正剛選手の引退会見が行われました。楢崎選手が最後に語ったのは「サッカーをやるなら生まれ変わってもGK」、ポジションへのこだわりでした。

楢崎選手:

「私、楢崎正剛は昨シーズンをもって選手生活を終えることになりました。昨シーズンが始まる前に、最後のシーズンだと思って臨んで、気持ちが切れたら続けるものではないと最初から思っていたので……(去年の)年末くらいには決断しました」

 1999年に名古屋グランパスに移籍してきた楢崎選手、20年間のグランパス人生で1番印象に残っていることを聞かれると…

楢崎選手:

「はっきり言ってうまくいかなかったことの方が多かったですし、万年中位とか、下位争いとか目立った成績をあげられていないと常に思っていました。でもやっぱり、そういう中でもリーグのチャンピオンになれたことはそういうのを全て吹き飛ばすくらいの達成感がありました」

 日本代表でライバルとしてしのぎを削った川口能活選手が去年12月に引退…。そんな川口選手への思いは?

楢崎選手:

「憧れでもありましたし、彼がいなければこんなに長くプレーをできなかったと思いますし、特別な存在だと僕にも言えます」

Q.生まれ変わってもサッカーをやるとしたらGKですか?

楢崎選手:

「サッカーをやるならゴールキーパーじゃないですかね。ゴールキーパーをやると思います」

 20年間、共に戦ったサポーターへの思いを聞かれると溢れる涙をこらえながら答えました。

楢崎選手:

「ファンの皆さん、サポーターの皆さんに最後に挨拶じゃないですけど、プレーをしている姿を見せてあげたかったというのが1番の心残りです。名古屋で長くプレーをして、名古屋で(選手生活を)終えられるということも自分の中では誇りに思うことですし、本当にありがとうございました」

 楢崎選手の今後は未定ですが、「何らかの形でサッカーの発展に貢献していきたい」と話しています。