県立学校41校でブロック塀に問題あり 鹿児島

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先月の大阪北部地震を受け、鹿児島県教育委員会は9日、ブロック塀のある県立学校51校のうち8割にあたる41校で、補強のための壁がないなど問題のあるブロック塀があったという点検結果を公表しました。

先月の大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震では、大阪府高槻市の女子児童が倒れてきたブロック塀にはさまれ、死亡しています。

この事故を受け、鹿児島県教委は先月22日、県立学校に対して敷地内のブロック塀について、建築基準法に基づく9項目に渡るチェックリストを配布して、点検を求めていました。

9日、その結果が公表され、ブロック塀のある高校など51校のうち41校でブロック塀に問題があることが分かりました。

建築基準法では、高さ1.2mを超えるブロック塀では3.4メートル以下の間隔で補強のための壁を設置しなければなりませんが、例えば鹿児島工業高校の場合、市道に面した西門脇のブロック塀の補強の間隔が4メートル以上ありました。

このように問題のあるブロック塀については、生徒や付近の住民にも注意を呼びかける紙が張られていて、県教委は今後、建築士の資格を持つ職員が学校を回り、直接チェックしたあと対策を講じるとしています。

なお、小中学校など市町村立の学校内のブロック塀については、今月いっぱいで点検結果をとりまとめ、国に報告する予定です。