岡山大学発のベンチャー企業 がん治療目指し臨床試験をアメリカで実施へ 【岡山】

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がんの遺伝子治療薬と免疫治療薬を併用し有効性などを確かめる臨床試験を岡山大学発のベンチャー企業が7月からアメリカで行うと発表しました。

臨床試験はベンチャー企業、「桃太郎源」がアメリカのベイラー医科大学で行うものです。がんの一種、悪性胸膜中皮腫の治療で12人に対しがん抑制遺伝子「REIC(レイク)」を使った治療薬とがんの抗体薬「オプジーボ」を併用した時の有効性や安全性などを約2年かけて確かめます。

悪性胸膜中皮腫はアスベストの粉塵を吸い込むことにより、肺を覆う膜の細胞に悪性の腫瘍ができる病気で、20年から40年の潜伏期間があります。日本では発生のピークが2030年頃で、患者数は年間約3000人と予想されています。桃太郎源は臨床試験を経て将来的に日本国内やアメリカでの実用化を目指したいとしています。