トラックで預金引き出しも JA北越後 県内初の「移動金融店舗車」導入【新潟】

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JA北越後は統廃合した支店に代わり、金融業務の窓口機能を備えた「移動店舗車」の運行を始めました。

9月に営業を終了した新発田市のJA北越後佐々木支店に現れたトラック。

その中で扱われていたのは…お札。

これはJAの金融業務の窓口機能を備えた「移動金融店舗車」です。

【JA北越後・藤倉秀明常務】

「入出金、振込、その他各種お手続き、窓口業務だいたいができるような形になっています」

支店の窓口とほぼ同じことができる移動店舗車。

農林中央金庫などが全国のJAに対し補助を行い導入を進めていて、県内では初の導入です。

背景にあるのは…

【農林中金新潟営業所・津久井勝之所長】

「どの金融機関においても業務の見直しが必要になっている」

人口減少や低金利など取り巻く環境が変化する中、店舗のあり方などの見直しが迫られている金融機関。

JA北越後でも佐々木支店を含む5つの支店が9月に統廃合されました。

それでも地域の住民にとって生活に関わる金融機関の窓口は重要な存在です。

【齋藤一子さん】

「中々遠くまではいけない」

定期的に佐々木支店の窓口を利用していたという、近くに住む齋藤一子さん(88)。

足が悪く、遠くの支店まで行くのは難しいと考えていた中、移動店舗車を知り、20日は生活費をおろしに訪れました。

【齋藤一子さん】

「同じように丁寧にしてもらってよくわかりました」

【JA北越後・藤倉秀明常務】

「今考えられるものはこれが最善。少しでも利便性を維持していきたい」

環境が変わる中、利便性の確保に繋がるか。

JA北越後の移動店舗車は、統廃合された5つの支店の跡地を週に1日ずつ訪れます。