球磨郡錦町 人吉海軍航空基地跡地に資料館が開館

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旧日本海軍の特攻隊員などを養成した人吉海軍航空基地跡を活用した資料館『ひみつ基地ミュージアム』が1日、開館しました。太平洋戦争後期の1943(昭和18)年に建設が始まった同基地では、アメリカ軍との戦いで多くの航空機を消耗した海軍が『赤とんぼ』の愛称で呼ばれた九三式中間練習機を使って訓練を急いだといわれています。錦町と相良村に建設された基地のうち残っている地下施設は20種類。地上の建物は空襲などで失われましたが、3年前の調査で大規模な地下施設が見つかり、錦町は平和を学ぶ資料館の建設を進めていました。ミュージアムは戦況に左右された基地の目的がどう変化したかや地元住民の証言などを展示し、飛行機用の魚雷を製造した総延長約230メートルの地下施設などを見て回るガイドツアーもあります。基地の建設に携わった元海軍兵の石橋等さんは「戦争を忘れず、平和の尊さを伝えていきたい」と語りました。入場料は大人500円、子供300円で毎週火曜日が休館日です。